プロジェクト紹介
インタビュー
TRUST IS
(インフラサービス)
お客様のネットワーク・サーバー・データベースの構築や管理などを行うインフラエンジニア。
企業や官公庁がIT、デジタル化を推進し、活用範囲の拡張、DXの実現などを目指す上で、
ITインフラは欠かせないことから、昨今インフラエンジニアの需要は高まっています。
今回は当社でも近年増加しているインフラ案件をご紹介します。
インタビューに答えてくれたのは
A.M.さん
2013年、村松社長の誘いで入社。
現在は当社インフラチームのチームリーダーを務める。
Q今回ご紹介頂くプロジェクトの概要を教えてください。
美容室を経営されている企業様で、情報システムを担当していた方たちが急に退職されてしまったことがきっかけで、社内情報システムを支えるインフラ面の整理・棚卸しを行い、最適化を図る案件の、プロジェクトマネージャーとして携わらせて頂きました。
Q本プロジェクトでどのようなことに苦労されましたか?
今どういうN/W構成になっていて何が動いているのか、端末の設定がどうなっているのか、そもそも外部サービスの契約がどうなっているかなど誰も知らなかったところからスタートしたので見える化することにとても苦労しました。
まずは自分の過去の経験から「業務インフラであれば必ず存在しているべきもの」を探して設定を確認していき、そこで確認できた設定を元に次の「あるべきもの」を確認、という地道な調査を実施しました。
例えば、インターネットが使えているのであれば、どこかのプロバイダと契約しているはずなので、それがどこで毎月いくら払っているのかを確認するという作業を1つ1つ行い、見える化していきました。
それと同時に、「今目の前に明らかに見えているもの(PCなど)」の設定を確認し、それを元に全体構成図(概要)を作成して必要か否かを判断していきました。最終的には詳細が不明なクラウドサービスに支払っていた費用を1/3以下に削減することに成功しました。
Q本プロジェクトで感じたエンジニアの魅力や存在意義を教えてください。
プロジェクトを進めていく中でお客様からの信頼がどんどん厚くなっていくことが感じられたことは非常に魅力だと思います。
今では、「Mさんがそのくらい必要というなら必要なんでしょ?いいよ。」と、こちらの提案に対し全幅の信頼を頂けるようになりました。
一般的には社内のインフラ基盤を維持・運用するための方法として、スペシャリストを正社員として採用したり、適度なスキルを幅広く持つエンジニアを1人採用し複数社とサポート契約を結んだりするのですが、現状の把握から当社と共に伴走するかたちでご契約頂けたことにより、費用を抑えることができたことは私の存在意義だと思います。
さらに、外部のエンジニアであることにより幅広いITトレンドについての情報を提供することも私の役目であり、それを実行できていることは非常に意味のあることだったと思います。
夜間作業があったり、休日に対応したりと正直インフラエンジニアは楽ではありませんが、インフラは全ての基盤(土台)なので、お客様が困っていたら「できない」ではなく、目立たなくて良いので「自分たちがどうにかしてあげなければいけない」と常に思っています。そういう意味では、インフラエンジニアは野球でいうストッパーに似ていますね。問題が起こった際は現場に赴き、何が原因で動かないのかを見つけるなど、最後の最後はインフラエンジニアが支えるという気概を持って日々働いています。